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CREATE〈kríːeɪt〉
何かを創ること、それらを創り出す人はクリエイターと呼ばれる
まぁ特に何かあって話すわけではない、自分の思考を整然とさせる行為を日記と呼んでるのだから
クリエイターという人たちは一種の呪いのようなものを宿しているのだと思う。
何かを創り出しても「やっぱりここは…」「俺はダメだ、センスがない」とすぐに自分を否定するし、他人の、主に自分のしていることに近いことをしている人の創作物を見てはやはり自分を他者より下げて考えることが多いような気がする。
もちろん「自分は自分他人は他人」と言い切れる人もいるが仕事ではそれが邪魔をする。「なぜ私の作品よりあの人がウケているのか」とそこで思考が始まり、ココが悪いココも駄目と否定するほかない。それがその人の実力なのだと言ってしまえばそうなのだが存外認めたくないところも出てきてしまう。
こうしてこれがずっと続く。
何かを創るというのは一生何かと戦い、他人の感情を動かしている。
狂気の沙汰ではない。ドMだ。
好き、楽しいという感情がそれらの苦悩を上回るからこそそれは自分を進化させる。Create〈呪い〉を宿すことが救いだと言う人もいるだろう。
なにはともあれ、自分の創るものの駄目なところは駄目だと否定し・良いところは徹底的に褒めていく、バランスが大事だ、という話にしたかったわけだ。