飛ばすぜ!
上司の首。
オマエタチはもう聞いたか!グロテスクの産後3日目の産声。
ランドセルを背負った入学式が慌てて私を黒く染めあげてゆく。
一生引きずる青春 色調補正 白黒 アーメン。
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散々な毎日だと俺は総武線終電に叫んでいた。
キイキイと返してくれると私はユラユラと答えている。
有耶無耶にしたい、私の落とした社会性は損害賠償を請求されてしまった。仲間ではなかったのか、総武線よ。私を引かないでおくれ。
横を見ればスマホを弄る最低下劣の言語グリ、バッグをマクラに短歌や俳句を、夢に浴びせている者もある。
スカした野郎だ。ポケットの中のリストカットイレズミだぜ。fff。
そうしてこの文を書く私もまた、どうしようもない、私であり、健常者では無いものだろう。
普通とはオマエタチには似合っているよ。私は、どれにもなれなかったさ。
助けてくれ、と私は私以外の私に投げかけて無責任ヒーロー参上さ!
ひとりに してくれ よ
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ふと、私はクリスマスの日の実家を思い出した。
細かく言うとクリスマスの日の朝方のことだ。
私は親の作った高めの、足を伸ばせば屋根に足裏がつくベッドで寝ていた。
下には学習机があり、教科書が散乱している。
しかし、その日だけは机の上を整頓するのだ。
正体は知らなかった。でも私はサンタからのプレゼントが来ることを知っていた。
そうして、気分が赤緑のまま床につく。
その日は6時に起き、すぐに下の机の上を確認する。 ああ!
可愛らしい包み紙が置かれているのを見た瞬間が私には何よりも幸せだった。
今もあれを抜かす幸せは無いだろうな。
駅についてしまった。
まだ書きたいけれど、ここまで。
もし、ここまで誰か見ているならありがとう。
おやすみなさい。